講演    

マイレッド・コリガン・マグワイア Mairead Corrigan Maguire
1944年生まれ
北アイルランドの紛争を終わらせるための運動が評価され、1976年、ノーベル平和賞を受賞。わずか32歳の若さだった。
 1969年から98年まで、北アイルランドで3400人が残忍な戦争で殺された。この戦争はもとをただせば、英国の植民地政策と革命的共和主義と古い抑圧的偏見と狂信から生じたものだった。この戦争に対して、何千人という普通の女性たちが、殺戮をやめ、平和な未来を求める「ピース・ピープル」(平和の人々)運動を起こした。その中心が勇気ある若きマイレットだった。マイレットは個人的な悲劇も体験したあと、運動の指導者に押し上げられた。その体験とは1976年、まだ幼児だった彼女の甥たち二人と姪の一人が殺され、彼女の妹も大けがを負ったことである。独立をめざす民兵組織の車が英国軍の狙撃で歩道に乗り上げたのだ。血塗られた国で、子どもたちの死は非常にショックだった。
 「もういやだ。殺戮と暴力に終止符を打ちたい。」マイレットは仲間と共に毎週平和行進とデモを組織した。それが、北アイルランドだけでなく50万の英国の人々をも巻き込んだ。英国の彼らは平和構築運動を続けるためにピース・ピープル共同体を設立することになった。
 一年に及ぶ激動の政治交渉の結果、1998年聖金曜日、和平合意が成立した。それは想像もできなかった、考えられなかった、新しい未来、平和のビジョンとしてアイルランドの地平線に現れたのである。
 「未来への希望は、私たち一人一人が非暴力を深く刻み、全ての人々に非暴力の、命を与える新しい創意に満ちた構造を開発することにかかっています」。彼女の非暴力構想はすんなりと歓迎されたわけではない。しかし、理想論に過ぎるとの批判の中でも信念を変えることなく、世界に「非暴力の種」を蒔く活動が続いている。
 「ピース・ピープル共同体」の名誉会長を務める彼女は今、中東、イスラエル・パレスチナを定期的に訪ね20年間イスラエルの核に対して警鐘を鳴らし、18年近くも投獄され釈放されながらもいまだに自由を奪われている モルデハイ・バヌヌを支援している

   リレートーク 

片岡 勝子
広島大学名誉教授、医師
1944年3月  広島県生まれ
1968年3月  広島大学医学部医学科卒業。ニューヨーク州立ローズウェル・パーク記念研究所客員研究員、滋賀医科大学助教授を経て
1981年6月  広島大学医学部教授
2002年4月  広島大学大学院医歯薬学総合研究科教授
2006年3月  同上を定年退職。 
ボストンに本部を置くIPPNW(核戦争国際医師会議 1985年ノーベル平和賞受賞)会員で、国際評議員、副会長・理事などを歴任。パグウオッシュ会議会員(日本のシニア・アドバイサー)。広島市平和文化センター理事、広島市文化財団理事などを務める。


ナスリーン・アジミ
国連訓練調査研究所(UNITARユニタール)アジア太平洋地域広島事務所長
ユニタール環境訓練プログラム・コーディネーター、ユニタール本部長補佐、ユニタール・ニューヨーク事務所所長(1996年に再度事務所を開設し5年間勤務)、ユニタール評議会事務局長(1994年-2006年)として、3人の議長の下でユニタールの編成・再生に尽力を尽くす。2003年度には、米国コロンビア大学民族研究センターに客員研究員として招待され、また、同年5月にはユニタール評議会と本部長により初代ユニタール広島事務所所長に任命され、現在に至っている。
詳しくはこちら→プロフィール(pdf 108kb)


スティーブン・リーパー
広島平和文化センター理事長
1947年生まれ。
1978年 ウェストジョージア大学臨床心理学修士課程終了
1985年 広島YMCA英語講師
1986年 有限会社トランズネット設立。同社取締役
      株式会社モルテン、Molten USA, Inc.海外渉外アドバイザー
2002年 平和市長会議米国代表
2003年 財団法人広島平和文化センター専門委員
2007年 有限会社トランズネット解散、財団法人広島平和文化センター理事長
翻訳書:Children of Paper Cranes (M.E. Sharpe、1991年) Discounted Casualties –  The Human Cost of Depleted Uranium  (中国新聞社、2001年)
著書: ヒロシマ維新/ Hiroshima Revolution (グローバル・ピースメーカーズ・アソシエーション、2004年8月)
記事:Atomic Scientist Bulletin、PHP Intersectなどに掲載


渡部 朋子
1953年広島市生まれ。1976年広島修道大学商学部卒業。
法律事務所の事務局長を勤める傍ら、まちづくりや国際交流、平和構築などの市民活動に携わる。中でも自身が代表を勤めるNPO法人ANT-Hiroshima(アジアの友と手をつなぐ広島市民の会)は、1989年に発足して以来、様々な形で広島から平和を伝え、平和を願う方々の支援を続けている。2002年からは、アフガン難民支援なども行なっている。またこれらの活動に基づく平和の心を生涯学習・学校教育現場などで子どもたちにも伝え続けている。広島市教育委員会委員,アンナプルナ脳神経センター医療協力会副会長,(財)広島平和文化センター評議員,(財)ひろしまドナーバンク評議員,比治山大学非常勤講師,映画「ヒロシマナガサキ」を長く広める会・世話人
   音楽

べすぱ
大学の吹奏楽部のメンバーで結成。近所のお好み焼き屋さんから、バンド名『べすぱ』の名をもらう。岡村香織(ボーカル、ピアノ、クラリネット他)、松浦道夫(アコースティックギター、ウクレレ、ウッドベース、バスリコーダー他)で山口県、広島県、九州地区を中心に活動中。
作品:アルバム「あくび」「あったかいのが空まで」「すてきな歌をうたいましょう」 http://besupa.com/


やぶれかぶれ
広島大学アカペラサークルPlaza De España に所属する男声5人バンド。RockapellaやThe House Jacksといった、海外の男性アカペラグループをカバーしている。東広島西条を中心に、広島県全域・大阪・東京でもライブを展開。5月には岡山・京都・名古屋でのライブも決まっており、精力的に活動中。
主な出演暦::関西アカペラジャンボリー(KAJa!、
日本最大のアカペライベント)に中四国、九州から唯一2年連続出演。多作(渋谷のアカペラ専門ライブハウス)出演。http://yabukabu730.zero-city.com/main.html

9条世界会議・ヒロシマ実行委員会  
事務局 下中奈美法律事務所
電話:082-222-9912 /ファックス:082-222-9913